夏の終わりの特撮祭り その2 (劇場版仮面ライダーオーズWONDERFUL 将軍と21のコアメダル)

(続きです)

Round 2: 劇場版仮面ライダーオーズWONDERFUL 将軍と21のコアメダル

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 ゴーカイジャーは面白かったなあ~、と余韻が冷めやらぬうちに、間髪入れず東映ロゴがどどーん、と。
 お次は仮面ライダーオーズ。

 仮面ライダー映画ではお馴染みのパラレル設定。
 テレビ本編の流れとは微妙に矛盾があるが、細けえ事はいいんだよ!

 結果から先に言うと、面白かった。
 特撮もスケールが大きいし、アクションもなかなかのものだった。
 ストーリーも良かったし、それぞれのキャラの個性もはっきり描き分けられてた。
 不満だった点も無いではないが、それはまた後で。

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 以下、印象に残ったところを書く。

 冒頭、舞台は(確か)ドイツ。鴻上会長が遺跡を発掘している。
 里中さんが通訳していてワロタ。どんだけ優秀な秘書なんだよwww惚れるてまうやろwwww

 発掘から錬金術師ガラの復活に至る一連のシーンはCGの使い方が良く、大規模なオープンセットを組まずに済んでいる。あれだけでもかなり予算を軽減できたのではないかと思う。

 また、実際にセットを崩したりすれば事故の危険性も増えるがCGを使えばより安全になる。
 そのかわり演者に求められる演技力はかなり高まる。でも今時は(大部屋であっても)演技力も意識も高い若手俳優がいっぱいいるからそれほど困らぬだろう。

 レイ・ハリー・ハウゼンなんかがやってた大規模セットを組む代わりにミニチュアを合成する手法や古典的なマット画合成が、今ではCGによって(比較的)手軽にできるようになったのは素晴らしいことだ。
 というか、本来CGはそういう目的で使われるべきだ。
 ミニチュアやマット画よりも、リアルでかつ動的な画面を作れるというのも利点だ。実景にプラスするというのがミソだね。全部CGにすると流石にバレバレだから。

 新宿の街が丸く切り取られてひっくり返るというシーンはなかなかの迫力。流石にCG臭さはあるもののこれまでのミニチュア発想では決して実現できないスケールの大きさ。実際に新宿の街を空撮して構成していて、それもまた良し。あれが全部CGだったらその時点で萎える。
 もしかしたらCGだと気付かないくらいにクオリティが高いCGだった可能性もあるかwwww

 鴻上会長が、800年前(だっけ)にグリードを封印した者の末裔であるらしいのが示唆されるのもミソ。
 今のテレビの流れだと畳みきれない風呂敷を少しだけ畳んでくれたってことかな。

 細かく伏線的なカット(クスクシエのテレビで暴れん坊将軍が映ったりとか)も多く、その辺も楽しい。

 また真木博士とガメルがキヨちゃんを取り合ったり真木博士が奇声をあげたりして、出番は少ないが”らしい”シーンがあって楽しかった。

 江戸時代に飛ばされた映司たち+一般市民の皆さんと江戸時代の人たちとの交流もいい感じで、「暴れん坊将軍」の設定もさらりと入って面白い。でも暴れん坊将軍を見たことのない子供はもしかしたらポカーン状態かもしれない。

 吉宗が白馬にまたがり、仮面ライダーの乗るバイクと並走するなんて、そうそう見られるものじゃない。
 ある意味「ウルトラマンVS仮面ライダー」を超えたなwwww

 映司がバースに変身というのも面白い。主人公が別のライダーに変身するというは津上翔一がG3-Xを装着して以来?
 伊達さんと後藤さんが協力してバース無しCRAW'Sで攻撃するのも嬉しいところ。

 映画限定のブラカワニコンボのメダルはどこから出てくるんじゃ?と思ってたら、将軍家に献上された舶来品ときたもんだ。上手いねえ。

 もっと驚いたのは全コンボ勢ぞろい。あー、そうやって解決したか…(ニヤリ)という感じ。
 電王の映画(「俺、誕生」)でも全フォームそろい踏みをやったが、あれの解決方法の方がよりSFチックではあったな。

 ガラの撮影は大変だったろうなあ。あれ、西洋竹馬に乗ってるんだと思うんだけどね。
 異物感は大いにあって、それはそれで効果的ではあったが、どうせなら空中に浮いてるような表現にした方が良かったんじゃないかなあ。微妙にヨタヨタしてたからなあ。もうちょっとこうスムースに…。
 予算が限られているからしょうがないんだろうけどね。
 東映には多くを望んでないんでいいんですけど。

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 一番あっけにとられたのは、唐突にフォーゼが飛んできて、ガラを一方的にしばき倒すところ。
 次のテレビシリーズに繋げたい気持ちは分かるがああいうのはもうやめてくれないか、と本気で思う。

 だから自分の中で東映は評価が低いんだよなあ。
 話も面白いし、最近は特に特撮も良くなってきた。新しい特撮技法、映像表現にもチャレンジしてる。
 でもあからさまに商売っ気を出されると引いちゃうんだな、これが。

 ま、東映さんもバンダイさんもテレ朝さんも、ヒーロー物は特ヲタじゃなく子供の為に作っているんだ
 文句あんのかゴルア、ってな感じで割り切ってるんだろうけどね。

(続きます)

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