新しいチャレンジについて。

 新しいチャレンジについて。

 ネットを漁ってたら、偶然遥か昔のフィルムカメラの写真に目が留まった。
 コダック社の、"Kodak 35 RF"というカメラだった。
 これは、何と言うか、まるで工場とか化学プラントのような雰囲気を持ったカメラだ。

 本来なら隠すべきものが見えているような感じで、ある種のセクシーさを感じる。
 現代の、樹脂による滑らかな外装の工業製品とは全く逆のベクトルのインパクトがある。
 スチームパンク的な感じもある。

 一目見て惚れてしまった。 是非、欲しい…(海東大樹風)

 当然中古しか買えないが全くかまわない。
 探し出すと意外と見つかる。と云う事でどうせなら程度が良くて、安価なものを…と色々物色しているが、中々これ!というものにはめぐり会わぬ。

 ということで未だに入手できていない。(´・ω・`)

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 そうこうしてるうちに「写真」そのものに興味が湧いてきた。「画像」でなく「写真」である。

 これまではデジカメ(それもビデオカメラの静止画機能や携帯電話)で充分、と思っていたのだけど、それはあくまで「記録」である。
 写真で「表現」する、というのも面白いと思い始めたのだ。
 それが自分の好きなカメラでできるならこんな幸せなことはない。
 
 とは言え今時デジカメでないカメラが逆にハードルが高い。そこでまずはデジカメを考えた。

 現在販売中のデジカメで、食指が動くと言ったらやっぱり富士フイルムのXシリーズかな。それもレンジファインダータイプのやつな。
X システム | 富士フイルム
http://fujifilm.jp/personal/digitalcamera/x/

 しかしちゃんと買うとなると、(自分にとっては)高額で手が出ない。
 有り体に言うと、他の製品は(コンデジも一眼もどのメーカーも)全然惹かれない。

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 どうして全然惹かれないのか。

 デジカメは綺麗に撮れて当たり前のようなところがある。
 失敗したらすぐ確認して撮り直せる。手ブレ補正もあるしオートフォーカスもあるし、カラーバランスも思いのまま。今時は記録メディアも値下がりして、ほぼ無尽蔵に沢山撮影できる。
 良いことずくめじゃん。
 でも、「綺麗なだけ」の写真はもう飽きた、とでも言っておきましょうか (キリッ

 ま、「製品」として魅力を感じるものが少ないということもあるのだけど。

 そんな訳で、思い切ってフィルムのカメラを買ってみることにした。
 もちろんKodak 35 RFならベストなんだろうけど、そうそう上手くは行かず、中々手が出ない。

 他に良いものは無いかと色々調べている中で、110フィルムが今でも入手できるというので驚いた。

 Lomographyという会社が3年ほど前に販売を開始したそうな。つまりLomography社が現代の地球で入手できる唯一の110フィルムメーカーなのであった。う~ん、しゅごい。
110 フィルム · ロモグラフィーオンラインショップ
https://shop.lomography.com/jp/films/110-film


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 110フィルムには思い出がある(と言っても大したモンじゃない)。
 子供の頃(と言っても中学生くらいにはなってたか?)何かのオマケで手に入れた110フィルム使用のミニカメラを使ってパチパチ撮ってたのだ。カートリッジ式なので装填が楽なのも気に入っていた。
 子供の小遣いでも二月に一回くらいはフィルム購入→撮影→現像を賄う程度に安かった。

 その当時撮った写真なんざ、ただの一つも残ってない(と思う)。
 しかし、目の前の、その瞬間を写真の中に閉じ込めるという行為が好きだった……。

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 よし、ハラは決まった。
 110フィルムだ! 110フィルムを使うカメラをゲットしよう!

 調べていくと、110フィルムを使用する一眼レフカメラがある(あった)と言うのでまた驚いた。 それも複数機種あるという。

 多分一番メジャーなのが、ペンタックスの「Auto110」なる機種だろう。 レンズ交換式の一眼レフシステムを110フィルムで実現してる。 こりゃ面白い。 小さくて可愛いし。

 しかし、レンズ交換式は面倒だ。 例え小さくても色々レンズを持って歩くのはちょっとなあ……。それに交換中にカメラ内にゴミやホコリなんかが入り込む可能性もある。なにしろトーシロだからリスクは避けたい。

 そう思ったところで110フィルムを使用する一眼レフカメラのもう一方の雄、ミノルタの「110 ZOOM SLR」シリーズに出会った。
 シリーズは初代(無印)と"マークⅡ"の2機種がある。

 こちらが初代、"110 Zoom SLR"


 こちらが後継の"110 ZOOM SLR MarkⅡ"


 どちらもグッと来るものがある。 初代の方がデザイン的にはトガってる。いかにもレトロフューチャーな、昔の未来感が溢れる感じがたまらない。
 しかし、マークⅡも捨てがたい。 35mmの一眼レフカメラをぎゅ~と縮めたような感じで、ちゃんとカメラの形をしてるのが何とも可愛らしい。
 どちらもレンズ交換は出来ないがズームレンズを装備していて便利そうだ。

 さんざん迷った挙句マークⅡに狙いを定めたのだが、ちょうど時を同じうして海外のサイトに程度の良さそうなマークⅡが出品されているのを発見。 すわ!と飛びつき即座にポチしてしまった。
 価格は送料込みで、9000円弱くらいであった。

 ということで、待つ事約2週間。

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 遂に我が家にやってまいりました~♪
 うれしくてツイッターに投稿までしちったwww


 実際に手にすると、思った以上に小さくて軽くて可愛らしくて思わず笑ってしまう。
 こりゃいいや。

 当然の事ながらLomography社の110フィルムも購入。フィルムが無くちゃただの箱であるからして。
 フィルムの現物を手にしたら、やっぱり思った以上に小さくて笑ってしまった。(・∀・)

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 そんな訳で、新たなるチャレンジ、即ち写真に取り組む事となった。
 取り組むったって所詮はトーシロ。 当然の事ながら昼間はまっとうに働いているので、仕事への行き帰りや休日などに気が向いたら取り出してパチパチ撮影している。

 この110 Zoom SLR MarkⅡ(長い…)、小さいナリして中々の優れものだった。
 110フィルムのカメラなんてオモチャみたいのしか知らなかったので一種のカルチャーショックだ (;^ω^)
 新たなる相棒ができて、意気が上がった。実に楽しい。
 ただ、腕がついていかないのが残念なところ。カメラに申し訳なくなるような写真を量産中…… orz

 そんな難しいモン何がオモロいんや、アホちゃうか、と言われそうな感じではある。デジタルカメラの方がずっと楽やんか、ってね。

 いやいや、何事もそうだけど、そんなすぐに上手くなるようなモンに価値なんて無いよ。
 これから少しずつ上手くなっていけばいいのさ。

 人生は長いのだ。マターリ行けばいいのさ ヽ(´ー`)ノ

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